多読で英語をビジネスレベル・アカデミックレベルにする方法

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多読とは

多読とは多くの英文を毎日継続して読むことです。

多読は、Extensive Reading 略してERといわれ、文章を分析しないで大意を把握する読書法ともいえます。細かいことは気にしないという精神でどんどん読み進めていきます。

日本の学校教育を通じて、左から準に英文を丁寧に訳していく訳語法が染み付いている方には、最初は気持ち悪さがあるかもしれませんね。

また、多読の中には、SSS(Start with Simple Stories)という考え方があり、英語初級者でも楽しく始められ、楽しく続けられるように設計できます。

ちなみに、瞬間英作文の著者である森沢さんも対談では、多読によりかなり英語が伸びたと名言していますね。

22歳から音読を中心に、ボキャビル、多読をしてすごく力がついてきて、リスニング力もつきました。

https://www.beret.co.jp/lp/moment_english/interview3.html

多読の方法

多読は、年間1万後~10万後の英語を楽しく読む英語の学習方法です。そもそもは、大人向けの英語小説などを読ませるような学習方法でしたがそれだとあまりにも英語初心者にはハードルが高かったため、電気通信大学の酒井邦秀准教授が1990年代の後半から「絵本からはじめる多読」を中学生~大学生対象に実践し、高い効果を上げてきました。この「絵本から始める多読」は、SSS(Start with Simple Stories)多読法とも言われ年間で100万語単位で読むことを目指した学習法になっています。

多読の失敗ケース

多読、多読、100万語ー!といざ意気込んで実際に教材を探し始めるわけなのですが、多読する理由は効率よく、短時間で、コスト少なく英語力を高めるところにあります。

つまり、たくさんの本の中から自分にあったものをまず探しに探して、買って、読んで、もし合わなかったらまた探して買って。

を繰り返してはいけないわけです。

一番やっていけないのは、以下のループを繰り返すことです。

  • Amazonで良さそうな本を探す。
  • 買ってみて、試しに読んでみる。
  • 自分に合わなかったから、また別の物を探す。合っていても読み終わったらまた一から探す。

このドツボにハマると100万語読み終わるころには、二度と取り返せない時間と、本の山と、Amazonのにっこり笑顔だけが残ります。

もちろん英語力も上がってはいると思いますが、、、。

ちなみに初心者の方は絵本からという進め方が推奨されていますが、本当に絵本からやるのでしょうか・・・?という疑問がありますよね。

そこで、ちょっとばかりショートカットできる方法をお教えします。

多読を効率よく行う初期ステップ

多読を効率よく行うためにはクリアすべき必要な初期ステップがあります。

これを飛ばすと絵本からスタートして、非効率な時間を過ごす羽目になります。

ステップ1. 最低限の語彙力はつける。DUOやりましょう。以上。

語彙力が1600 + 熟語1000 あれば、ギリギリ日常会話一歩手前まで迫れる語彙力です。

このレベルであれば、簡単な文章は読めるようになっています。

例えば。1週間に100単語・(平日一日20単語)を覚えるとすると、半年ですべて覚えきれることになります。

この状況までくれば、絵本から始める。というコンテンツ探しの苦痛はかなり省略することが可能です。

つまり、まずはじめは、語彙を記憶せよ。ということになります。

逆にいえば、ここを乗り越えられればその後は次に紹介するサービスなどを利用して、サクサク100万語まで読書量を増やすことができます。

多読に使えるサービス

多読用のコンテンツを配信しているサービスは非常に沢山あります。

ネットで検索すればゴロゴロでてきますので、その中から興味が惹かれたもの、多読三原則の範囲で楽しめるものに取り組めると良いと思います。

一例をあげておきます。

まずはみんな大好き Graded Readersシリーズ

http://www.ibcpub.co.jp/ladder/

語彙数から本を選ぶことができます。

次に僕の大好きな polyglots というアプリ。

もう何回紹介したかわからないのですが、多読という軸で本当にドンピシャなのでおすすめです。

https://www.polyglots.net/service/polyglots/

あとですね、ちょっと変わった方法で英語化された人気漫画を読む。という方法もあります。

アカデミックな感じにはなりませんが、日常会話とか漫画の世界観の沿った英語は身につきます。

https://eigolab.net/1004

導入編としては良いと思います!

あと、こちらもおすすめ。

ケンブリッジイングリッシュでペーパバックを購入してよむ。

このスマホ時代にリアルな本かーと思われるかもしれませんが、実は結構本って存在感あるし継続するにはいいアイテムです。

https://www.cambridge.org/us/cambridgeenglish/catalog/skills/cambridge-english-readers/components

最後に、語彙数が5000超えてきたかなと思えてきたら、英字新聞の購読やサイトを読みに行くのもおすすめです。

大体語彙力が1万語ぐらいが要求されるようなので、5000ぐらいかなと思った時点で一度トライしてみるのもありですね。

毎日コンテンツが追加されるので、読むには良いと思います。

多読の語彙数カウント方法

個人的な疑問で、みんなどのようにして多読した語彙数をカウントしてるのかなと思っていたのですが、便利なサイトがあったので紹介です。

あくまでネット上にある記事などを読んだ場合に使える方法なのですが、読んだ記事をこのサイトにコピペすれば単語数カウントが可能です。

https://wordcounter.net/

なぜ多読が必要なのか

これまで多くの英語学習方法が、「コミュニケーション」を軸とした教育にフォーカスしてきました。多くの日本人がこの技能を身につけられていないため大切ではあります。しかし、あくまでコミュニケーションは言語の中では入り口であり、比較的基本的な情報のやり取りにしか過ぎません。この分野は早晩機械がほぼほぼ補助してくれると思います。

本当に英語圏で英語を使って社会人として活躍しようとする場合には、更に上を目指す必要がでてきます。その時に必須となる学習方法が多読なのです。

多読で到達できる英語レベル

多読は英語初心者からでも楽しみながら取り組める英語の学習方法です。そして、さらにビジネスレベル、アカデミックレベルと英語の最高峰まで到達できる学習方法でもあります。

いろいろなレベルのコンテンツが世界中にあり、自分にあったコンテンツを読み込むことで専門的な語彙力を必要とする領域の学術論文まで読めるようになるのが多読の学習方法の強みです。

もちろんそれなりの時間はかかりますけどね!

本当に必要な英語力とは

英語を勉強されている方はどうして英語を勉強するのでしょうか?

おそらく何か達成したい目標があるからだと思いますが、何かを成すにせよ、それはつまり競争相手がいる場合がほとんどで彼らと戦わなくてはなりません。

たとえば、英語圏で英語を使って活躍(競争に打ち勝てる、少なくともチームの足を引っ張らない)できるような人間になるために求められる英語力は、まず間違いなくアカデミックレベルです。

日本の10歳児レベルの日本語ができれば、日本で普通に会話・生活はできますが、それができるからといって、数学や科学、歴史や哲学的な話ができるわけではありません。つまり、10才児レベルの英語ではアカデミックな会話はできませんし、専門化する情報に太刀打ちできません。

英語圏で活躍できるようなスペシャリティのある人材になるためには、業界の最新の知識を仕入れ自分なりに咀嚼、まとめなおし理解した上で発言していく必要があります。

英語で書かれた論文や、BBCの記事などを日本語と同じ速度で読み解き、前後の文脈を加味して理解することまで求められるのです。 これは10才児レベルの英語(ビジネスレベル)では苦しいことは簡単に想像がつくと思います。

英語を英語で学ぶ多読は本質的学習

多読について調べるにつき、かなりEigoooの開発思想と近いものがあると感じました。

多読の求める三原則が、

  1. 調べない
  2. わからないところは飛ばす
  3. 1,2が頻発して無理なら諦めて違う文章にいく

という方針があります。

つまり、既存の知識だけで意味がわからないところを補完しながらも読みすすめる事ができる文章にだけとりくみ、徐々に語彙を増やしていくという方法なのです。

これは、読むという実践をひたすら繰り返し英語力をつけていくことにほかありません。

Eigoooも全くそのとおりで、チャットという実践をひたすら繰り返して英語力をつけていくことを目標としたサービスです。

今後世界で活躍したい方は、多読とEigoooは必須です。

また次回!

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