
2021年1月6日、CNNやABC、NBCなど多くのメディアがこぞって同日のアメリカ国会議事堂襲撃を報道しました。
これにより、トランプ大統領による暴動の煽動、それに加担していた共和党、予期されていたにもかかわらず国会議事堂への侵入を食い止められなかったセキュリティの甘さなど、さまざまな問題が決定的な形で浮き彫りになりました。
これらはもちろん日本語でも報道されていますが、やはり英語で政治家の言葉やメディアのさまざまな意見や分析に直接触れたほうが、その情報の正確さや新しさは圧倒的に違います。
とは言っても、政治家の話や政治ニュースはどうしても難しい言葉で溢れかえっていて、ハードルが少し高く感じられる人もいると思います。
ということで今回は、一連の議事堂襲撃に関する報道で頻出した英単語をピックアップし、和訳を載せてみました。ここで政治系の基礎単語や日常生活ではなかなか使わない単語をまとめて覚えてしまえば、これから更新されていくニュースにもついていきやすくなるはずです。
なお、リストの英単語にはもちろん訳出したもの以外にも意味や訳し方がありますが、本リストではわかりやすいように、今回の暴動の文脈で使われたもののみを表記しました。また、名詞と動詞に分類されている単語のそれぞれには、両方の使い方があるものも多くあります。
単語リスト
政治系
- Congress/国会
- Law enforcement/法の執行
- Prosecution/起訴
- Senate/上院
- Impeachment/弾劾
- Capitol(発音はCapital同じ/ˈkæp.ɪ.təl/)/国会議事堂
- Inauguration/就任式
- Electoral College/選挙人団
- Reconvene/(国会)を再開する
名詞
- Insurrection/反乱
- Riot/暴動
- Rampage/騒乱
- Treason/反逆
- Mayhem/大混乱
- Coup(pは無音)/クーデター
- Mob/暴徒
- Thug/暴漢
- Siege/包囲攻撃
- Evacuation/避難
- Conspiracy theory/陰謀論
- Curfew/外出禁止令
- Traitor/裏切り者
- Oath/宣誓
動詞
- Invoke/〜を発動する
- Concede/〜を渋々認める
- Call on/〜を要請する
- Disgrace/〜を辱める
- Incite/〜を扇動する
- Storm/〜に押しかける
- Breach/〜を破って押し入る
- Ransack/荒らし回る
- Loot/略奪する
- Repel/〜を撃退する
- Rig/〜を不正操作する
- overturn/〜を覆す
形容詞
- Seditious/扇動的な
- Fraudurant/不正の
- Unprecedented/前代未聞の
単語の覚え方に関しては、こちらの記事を参照してみてください。
学んだ単語を実際に聴いてみよう!
是非、上の訳を覚えるだけでなく、実際のニュースでどのように使われているのか下のビデオで確かめてみてください。使える文脈やニュアンスが少し掴めるはずです。もし聞き取れない単語があれば、字幕機能を使ってみましょう。
暴動翌日のニュース(ABC News)
暴動直後のバイデン次期大統領によるメッセージ(NBC News)
アーノルド・シュワルツェネガー氏のメッセージ
最初からすべてを完璧に理解するのは難しいかもしれませんが、「覚える→聴く→理解する」を繰り返しているうちに単語が自分のものになり、内容もより理解できるようになります。
覚えたら、使ってみる
そして、覚えた単語はぜひ使ってみましょう!Eigooo!のアプリを使えば、気軽に先生とチャットができ、間違いは訂正してもらえます。英単語学習は、意味がわかることをゴールとするのではなく、自分で使えるようになることをゴールとしましょう。
本記事で覚えたような単語はなかなかチャットでは使いにくいかもしれませんが、その場合はもちろん好きなトピック、使いたい単語をご自身で選んで試してみてください!



Eigooo!について、詳しくはこちら